どこまで行く！厚生省問題

連続テロか　元厚生事務次官宅で妻が刺され重傷

１８日午後、東京都中野区の元厚生事務次官、吉原健二さん（７６）宅で、家にいた妻の靖子さん（７２）が、宅配便の配達を装った男に刃物で刺された。靖子さんは重傷を負った。同日午前には、別の元厚生事務次官とその妻がさいたま市内の自宅玄関で刺殺されているのが見つかっており、警視庁は連続テロの可能性もあるとみて男の行方を追っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081118-00000577-san-soci

殺人とテロを結びつけるのは、なんとも物騒な話ではある。
しかし、それくらい厚生省問題が相次いだ。

・国民・厚生年金記録漏れ
・国民年金保険料の不正免除問題
・救急車たらいまわしによる医療不安

小さいのや他のも、挙げていったらきりがないだろう。
不祥事がマスコミの煽り報道を呼び、更に細かいチェックがはいる。
それにより煽り報道は加速し、更なる不安を国民に与えていった。
それが、悪い結果として出たのが今回の殺人事件だろう。

マスコミの報道は不安を煽っては批判しまくってはいるが、
それ自体はなんの解決にもならない。解決策も与えない。
トヨタの奥田会長も御立腹だｗ
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-081112X271.html


で、なぜ殺人事件がテロと呼ばれるか？
テロとは、体制・反体制を問わず暴力と恐怖を活用することで大衆世論を支配
する手段を意味。つまり、年金問題に対する思いを、殺害という強行
手段を使って訴えたということだろう。
ただ、このテロという言葉を誰が先に使用したかは分らないが、殺人を
テロとすることにより卑劣な行為として認識させる意図も感じられる。

犯人がどのような思いでやったか知らないが、日本の警察は無能ではない！
直ぐに解決すると予想する。
しかし、今回の事件で、政府・官僚・マスコミに与えた影響は大きいだろう。
また今後の報道次第では、更に一人歩きしそうな事件でもある。